しみじみとした美しさがおすすめ度
★★★★★
ルーシー・リーの作品はシンプルで力強く、そして美しい。待ち望んでいた本だったが、手にとってみて期待が裏切られることがなくて、ほんとうに嬉しかった。ルーシー・リーという陶芸家とその作品のしみじみとした美しさがあますことなく語られている。必読の一冊。
概要
白いエプロン、白い服、白いスニーカーで美しい作品をつくりつづけた陶芸家ルーシーの伝記&作品・レシピ集。
「作家ルーシー・リー。作品はその人そのものである。静かで美しい。まるで海の底に佇む生物のようだ。いちずに瞬間を見つめること。そしてそれを続けていくこと。その力強さとしなやかさは何処にあるのだろう。」(太宰久美子/陶芸家・スイル窯主宰)
ルーシー・リー(1902-1995)
陶芸家。ウィーン生まれ。1938年イギリスに移住後、生涯を過ごす。
その作品はシンプルな佇まいをもちつつも、高度な技術と粘り強い試行錯誤をにより編みだされた斬新な手法によって、色合い、陶肌、フォルム...すべてに一目でルーシ独自の美意識が吹き込まれ、唯一無二の輝きを放っています。
ルーシー・リーは時代に先んじた作品を作り出し、自分の考えを曲げることなく、ひたむきに生きぬきました。その人生と飛びぬけた先見性は大いなる力を持ち、今もなお現代の陶芸家たちの創作意欲をかきたて続けています。