焼物入門としては、充分な本ですおすすめ度
★★★★☆
TVや旅先で焼物を見るたび、「もう少し知識があれば、もっと楽しめるのになあ」と思い、入門書がないかと思い、探していた所、見つけた本です。
構成は大きく3つに別れており、冒頭に「陶器と磁器の違いは?」といった基礎編、巻末に魯山人等の有名陶芸家の紹介、そして、真中が、本書の白眉とも言うべき、全国30以上の窯場の紹介となっています。窯場の紹介の中では、その特徴、作品、行き方等が、写真付きの文章で紹介されており、その窯場の概要を知ることが出来ます。
これ1冊では、まだまだ、焼物への入口に過ぎず、深い理解を得ることは出来ませんが、自分が気に入った窯場を見つけるための案内本として、あるいは、旅行先でのガイド等に、役立つ1冊です。
あっさりとした入門編のやきものあれこれ、ひととおりおすすめ度
★★★★☆
新書版よりやや大きめの片手に入る大きさなので、本当に手軽に読みやすい。写真も豊富で、説明も丁寧だ。特に、一つ一つの言葉・やきものの名前を読んでいると、日本語は美しいいなあという気持ちにさせられる。基礎地知識と各地域のやきものの大まかな紹介なので、詳しく知りたいという人向けではなく、本当に入門編の易しい本である。
最後の、昭和の名品と陶工の紹介は、簡単ではあるが、非常に嬉しい構成であった。
ただ、惜しむらくは大人を対象にしているためか、振り仮名が少ないということ。常識として知っているだろう字でも、読めない場合もある。これだけ豊富な写真を掲載している以上、手間はかけられなかったのかもしれないが、もう少し、説明部分の読みを補助して欲しかった。
概要
伊万里焼とか有田焼とか違いは何? 九谷焼は石川県だけど古九谷は佐賀県…? 全国産地別に30を越える窯場と昭和の名品を紹介。産地めぐりに役立つ情報から、歴史、薀蓄、扱い方の基本情報まで満載。